東京都は、大学生など若者の海外留学を支援するため、新たな助成制度「都版海外留学制度」を創設します。これは、世界で活躍する人材を育成し、国際社会での競争力を高めるための取り組みで、令和8年度(2026年度)から派遣を開始する予定です。
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この記事の目次
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東京都版海外留学制度の概要
この制度は、保護者など生計を維持する人が都内に住んでいる国内の大学生などを対象とし、審査を通過した場合に留学費用を支援するものです。
東京都留学助成金のポイント
詳細の公表はまだですが、令和7年度東京都予算案の概要から、事業内容のポイントを紹介します。
- 主たる生計維持者が都内在住であること
- 所得制限なし
- 本人が国内の大学等に在学中であること
- 日本国籍を有する者であること
- 国・他自治体の留学支援との併給はできない
所得制限はなく、国や他自治体の留学支援との併給は不可とされています。
支援内容
留学期間に応じて「短期コース」と「中長期コース」の2つに分かれています。
①短期コース | |
対象者数 | 年間500人 |
期間 | 4週間~3か月程度 |
助成額 | 最大90万円(渡航費・授業料など) |
②中長期コース | |
対象者数 | 年間100人 |
期間 | おおむね6か月~1年 |
助成額 | 渡航費・授業料として最大135万円 現地活動費として最大15万円/月 1年間留学した場合、最大315万円支給可能 |
※助成額は留学先の物価水準に応じて決定されます。
出典:令和7年度(2025年度)東京都予算案の概要 主要な施策より抜粋
東京都留学助成金はいつから?今後のスケジュール
東京都は、令和7年度(2025年度)中に留学希望者の募集と審査を実施し、選考を通過した学生は令和8年度の夏頃から派遣される予定です。
参考:東京都の新年度予算案 2025 注目の子育て・若者支援策はどうなった?【わかりやすく】.首都圏ナビ. 2025-01-31
留学の準備期間も考慮し、早めの情報収集と計画が重要になるでしょう。
まとめ
東京都版海外留学制度は、国内の大学生等が海外で学ぶ機会を得られる貴重な支援制度です。特に、所得制限がなく、広く支援を受けられる点が大きな特徴となっています。今後、募集が開始される予定のため、海外留学を考えている学生は最新の情報をチェックし、積極的に活用してみてはいかがでしょうか?