【事業目的】
県は、県産木材を使用した住宅において「省エネ性能」の基準を定め、「エネルギー」を創り出し、地域の資源を循環的に利用するサイクルを作ることで、住性能の向上を図りながら、個人生活や環境面において高い効果を発揮する住宅の普及を目指しています。
ぐんまゼロ宣言住宅促進事業では、県が計画を認定した「推進グループ」が「ぐんまゼロ宣言住宅」を供給することについて支援します。
【補助事業の内容】
1、供給事業
推進グループが、ぐんまゼロ宣言住宅を供給する際の県産木材の使用量に応じて補助を行います。
補助金額:12,500円/立方メートル
2、グループコーディネート
推進グループ内の調整や運営にかかるコーディネート活動を支援します。
補助金額:(戸建住宅の供給棟数に応じて)20,000円/棟
3、PR事業
推進グループが、ぐんまゼロ宣言住宅をPRする経費に対して補助を行います。
補助率:対象経費の2分の1(上限30万円)以内
【供給事業の要件】
補助事業の実施には、「グループ」として「ぐんまゼロ宣言住宅」の供給を計画する必要があります。
(1)ぐんまゼロ宣言住宅
(ア)戸建住宅(以下3つの必須要件をすべて満たす必要があります)
・住宅の省エネルギー性能について、国が定める誘導基準以上の性能であること
・再生可能エネルギーを利用した、創エネルギー設備(太陽光発電など)を導入していること(原則)
・県産木材(ぐんま優良木材※注)を主要構造部に3立方メートル以上使用していること
(イ)集合住宅(以下2つの必須要件をすべて満たす必要があります)
・ZEH-M、Nearly ZEH-M、ZEH-M Readyのいずれかに該当することをBELSを用いて証明すること
・県産木材(ぐんま優良木材※注)を主要構造部の30%以上に使用すること
(※注 ぐんま優良木材とは、ぐんま優良木材品質認証センターが認証している高品質な群馬県産木材です)
(2)グループ(以下の条件を満たしている必要があります)
(ア)群馬県と令和12年度までの「ぐんまゼロ宣言住宅推進協定」を締結すること
(イ)ぐんまゼロ宣言住宅の供給(予定)棟数に応じて以下の①~③のいずれかを満たすこと
① 戸建住宅の供給棟数が10棟以上の申請の場合
住宅供給事業者とぐんま優良木材認証工場をそれぞれ1社以上含む、2社以上で構成すること。
② 戸建住宅の供給棟数が3棟以上であって10棟未満の申請の場合
住宅供給事業者を3社以上、ぐんま優良木材認証工場を1社以上含む、4社以上で構成すること。
③ 集合住宅の供給棟数が1棟以上の申請の場合
必須構成員をそれぞれ1社以上含む、2社以上で構成すること
【PR事業の要件】
供給事業に採択されているグループであること
【募集期間】
先着順で受け付けます。
※予算額に到達次第受付を終了します。