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備蓄米はいつ買える?安くなるのはいつから?【米高騰対策】お米券、無料配布などまとめ

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最近、スーパーのコメ売り場に行くたびに、思わず価格を二度見してしまいます。
「また上がった?」「いったい、いつ下がるの…?」
そんな絶望的な気持ちになる方も多いのではないでしょうか。

農林水産省の発表によると、2025年2月3日から9日にスーパーで販売された5kgあたりの平均価格は3,829円でした。1年前と比べて1,811円(約9割)も上昇し、家計への負担がますます厳しくなっています。そんな中、政府はついに備蓄米21万トンの市場放出を決定しました。これにより、価格は下がるのか、いつから備蓄米が買えるのか、消費者にとって大きな関心事となっています。

さらに、一部の自治体では、コメの無料配布やお米券の支給など、家計の負担を和らげる支援策を実施しています。こうした制度を活用するためにも、現状を正しく把握し、備蓄米の販売時期や価格の動向、各地の支援策を知ることが重要です。本記事では、今知りたい「コメに関する情報」を調査しました。

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この記事の目次

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コメの価格が高騰する理由とは?

コメの小売価格の推移をたどると、2024年5月時点では5kgあたり2,100円程度だった価格が、8月には2,600円を超えるなど、急激な上昇傾向が見られました。その後も価格は下がらず、高止まりが続いています。

【価格高騰の背景】
コメの価格上昇の主な要因は、市場への供給不足です。

昨年、国内で生産された主食用米は前年より18万トン増加したにもかかわらず、JAなどの主要な集荷業者が確保できたコメの量は前年より21万トン減少しました。本来、市場には十分な量のコメが流通しているはずでしたが、集荷業者の確保量が減ったことで、市場への供給が滞る結果となっています。

この流通の滞りが原因で、コメの価格が下がることなく高止まりしているのです。

政府が備蓄米21万トンを放出!コメの価格は下がる?

コメの価格高騰が続く中、政府は備蓄米21万トンを市場に放出することを決定しました。農林水産省は、その目的について「市場の目詰まりを解消し、流通を促進するため」と説明しています。

【価格への影響は?】
市場に流通するコメの量が増えれば、価格の緩和につながる可能性があります。しかし、価格が大きく下がるかどうかは需給バランスや買い手の動向次第です。

例えば、備蓄米の放出量が市場の需要を大きく上回れば価格は下がる可能性がありますが、流通の改善が進まず依然として供給が滞る場合や、消費者の購買行動が変化しない場合は、高値が維持されることも考えられます。

備蓄米の放出はいつ?いつから買える?

備蓄米の流通は2025年3月下旬以降から順次始まる見込みです。

備蓄米の流通プロセスは、まず集荷業者への入札が3月に実施されます。初回の入札は3月10日~12日に実施され、2024年産のコメ10万トン、2023年産のコメ5万トンが対象となります。「青森県産まっしぐら」「宮城県産ひとめぼれ」「新潟県産コシヒカリ」など、銘柄や保管場所ごとに、最も高い価格を提示した集荷業者が落札する仕組みです。

入札には、一定の条件を満たした集荷業者が参加可能で、JA全農などが既に参加を表明しています。落札されたコメは各地の倉庫で引き渡され、3月下旬以降、スーパーなどの店頭に並ぶ見通しです。
ただし、備蓄米の在庫切り替えのタイミングは店舗によって異なり、流通状況によっては販売開始が遅れる可能性もあります。

【備蓄米の流通状況の確認が行われる】
農林水産省は備蓄米が適切に市場に流通しているかを確認するため、売り渡し先に対し、2週間に1度、販売数量や金額の報告を義務付けることにしています。これにより、備蓄米の供給が滞らないよう確認し、市場への安定的な流通を確保する方針です。

コメの無料配布・お米券支給の支援策まとめ

一部の自治体ではコメの無料配布やお米券の支給など、住民の負担を軽減する支援策を実施しています。

【福井県】子育て世帯応援!「福井県産米購入応援キャンペーン」

福井県では、子育て世帯を対象に福井県産米の購入を応援するキャンペーンを実施します。一定の条件を満たす家庭に、県産米の購入費用の一部が補助される形となっています。

【概要】
ふく育パスポート会員の世帯で、対象期間に福井県産米を購入した方に1世帯・1か月あたり1,000円分のはぴコインを最大5回(5,000円分)プレゼントします。
【対象者】
福井県内の子育て世帯
【対象期間】
2025年2月5日(水)~8月31日(日)

参考:「子育て世帯応援!福井県産米購入応援キャンペーン」特設サイト

【大阪府】「お米クーポン」第4弾

大阪府の吉村洋文知事は1月29日午後、府庁での定例会見において、府内の子育て世帯の米の購入などに使えるクーポンを配る「大阪府子ども食費支援事業」の第4弾を実施すると発表しました。これまで3度にわたり実施されてきた「お米クーポン」が引き続き実施されます。

【対象者】
平成19年4月2日以降に生まれた府内在住の子供か、妊婦

【支援内容】
府内の取り扱い店舗でコメを購入できる7,000円分の電子クーポン「お米PAYおおさか」か、ECサイトで選べる7,000円相当の食料品のどちらかを配布

【申請受付】
2025年6月予定

【宮城県利府町】子育て世帯応援米支給事業

宮城県利府町では、子育て世帯に対してコメを支給する取り組みを実施しています。支給対象者には通知が送付され、コメの配布申し込みができます。次回の配布は4月26日の予定です。

参考:宮城県利府町 子育て世帯応援米支給事業について

【大阪府高槻市】高校生等のいる世帯への地元産米の支給

大阪府高槻市では、申請不要で16歳から18歳までの高校生等に地元産米の無料支給を行っています。対象者にはすでに通知が送付されており、コメは2025年3月15日を目途に配送が完了する見込みです。

参考:高槻市子ども未来部子育て総合支援センター 高校生等のいる世帯への地元産米の支給について

【北海道】「お米・牛乳子育て応援事業」第3弾(物価高対策特別支援事業)

北海道では、物価高対策の一環として、子育て世帯向けにコメと牛乳の商品券を支給する事業を実施しています。これは第3弾となり、継続的な支援が行われています。

【支援内容】
18歳以下の子どもがいる世帯を対象にコメと牛乳の商品券5000円分を配布

【申請期間】
2025年4月~6月

参考:北海道NEWS WEB 子育て世帯にコメ・牛乳の商品券など 道 補正予算案を提出へ
参考:北海道 お米・牛乳子育て応援事業(物価高対策特別支援事業)について

【香川県善通寺市】おこめ券等配布事業

香川県善通寺市では、物価高騰の影響を受ける高齢者の生活を支援するため、65歳以上の市民に1人あたり8,800円分のお米券を配布する支援策を実施します。

【対象者】
2025年1月1日時点で善通寺市の住民基本台帳に登録されている65歳以上の方

【配布開始】
2025年5月を予定

参考:香川NEWS WEB 善通寺市 65歳以上の高齢者にコメの商品券
参考:香川県 善通寺市 おこめ券等配布業務の受託者公募について

【山口県】多子世帯応援事業・県産米引換券

第3子以降のお子様が誕生されたご家庭に、お祝いとして山口県産米引換券を贈呈しています。引換券は有効期限を過ぎると無効となりますので、期限内にお早めにご利用ください。

本引換券1枚で、5kgあたり4,000円以下の山口県産米と交換可能です(※2025年2月1日より、コメ価格の高騰に伴い、従来の2,500円以下から引き上げられました)。

参考:山口県 やまぐち子育て連盟・多子世帯応援事業・県産米引換券の利用方法等について

【青森県弘前市】第2弾!弘前お米とくらし応援券

弘前市では、地元産米の消費促進と市民の家計負担軽減を目的に、1人あたり3,000円分(1,000円券×3枚)の「弘前お米とくらし応援券」を配布しています。対象は、2025年1月1日時点で弘前市の住民基本台帳に登録されている方です。

応援券は、2025年2月20日から12月31日まで利用可能で、青森県産米(まっしぐら、青天の霹靂、はれわたり)2kg以上 または 青森県産米のパックご飯(3個以上入り) の購入時に使用できます。さらに、同一会計内で他の食品や生活用品の購入にも利用可能です(※お釣りは出ません)。

配布方法:世帯ごとにまとめて、2025年2月18日からゆうパックにて発送を開始し、3月中旬までに順次配布を予定。

参考:青森県弘前市 第2弾!弘前お米とくらし応援券配布事業について

今後も、物価対策や子育て支援の一環として、自治体が新たな支援策を実施する可能性が十分にあります。支援策は自治体によって異なるため、お住まいの市町村の公式サイトや広報を定期的にチェックし、利用できる制度を活用することが大切です。

【関連記事】「食品ロスを活かす!フードバンクの役割と支援方法」

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まとめ

この1年間でコメの価格は約9割も上昇しています。こうした状況を受け、政府は備蓄米の市場放出を決定しました。市場に流通する米が増えれば、価格が緩和される可能性があります。また、一部自治体ではコメの無料配布などを行っています。今後の価格動向を注視しながら、できるだけ負担を抑えてコメを手に入れる方法を検討していきましょう。

出典:NHK NEWS WEB 1からわかる!備蓄米Q&A

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